産婦人科の初診で何を話せばいい?初診の流れとチェックポイント


産婦人科を初めて受診するのは、誰でも少し緊張するものです。「何を話せばいいの?」「どんな順序で診察が進むの?」と不安になる方も多いでしょう。ここでは、初診時に安心して受診できるよう、流れとチェックポイントを詳しく解説します。


1. 産婦人科の初診での挨拶・自己紹介

初診では、まず受付で「初めて受診します」と伝えます。

  • 受付で言うことの例
    「初診で受診させていただきます。生理や妊娠に関して相談したいです。」

医師に話す際は、簡単な自己紹介と受診理由をまとめておくとスムーズです。
例:

  • 「最近生理不順で、確認してほしいです」

  • 「妊娠を希望しているので相談したいです」

  • 「腹痛や不正出血があるので診てもらいたいです」


2. 初診時に聞かれる内容

医師はあなたの健康状態や背景を把握するために、いくつか質問します。事前に準備しておくと安心です。

  • 生理の周期や量

  • 過去の妊娠・出産歴

  • 家族歴(女性特有の病気や遺伝的な病気)

  • 症状の経過(いつから・どのくらいの頻度で)

  • 服薬中の薬やサプリメント

メモを持参すると、聞き漏らしや答え忘れを防げます。


3. 診察の流れ

初診の診察はおおむね以下の順序で進みます。

  1. 問診:症状や生活習慣を医師が確認

  2. 体重・血圧測定:健康状態のチェック

  3. 内診:必要に応じて、膣内や子宮・卵巣の確認

  4. 検査:血液検査や尿検査、超音波検査など

  5. 診断・説明:症状の原因や今後の治療方針を説明

内診や検査は痛みがある場合もありますが、医師や看護師が丁寧に対応してくれます。恥ずかしさや不安を感じる場合は、遠慮なく伝えることが大切です。


4. 初診で準備しておくと安心なもの

  • 健康保険証

  • 現在服用中の薬やサプリの一覧

  • 生理や症状の記録(手帳やアプリ)

  • 過去の検査結果(あれば)

これらを持参すると、医師がより正確に状況を把握できます。


5. 初診後の流れ

初診後は、症状や検査結果に応じて次回の診察が決まります。

  • 必要に応じて血液検査や超音波検査の結果を次回説明

  • 治療が必要な場合は薬や生活指導の提案

  • 妊娠希望の場合は排卵日や生活習慣のアドバイス

質問や疑問はメモしておくと、次回診察で聞き忘れずに済みます。


6. 初診をスムーズに受けるチェックポイント

  • 受診理由を簡潔にまとめる

  • 生理周期や症状を記録して持参

  • 服薬情報を整理して持参

  • 恥ずかしさや不安は素直に伝える

  • 診察後の説明内容をメモする

これらの準備をしておくと、初診でも落ち着いて医師に相談できます。


まとめ

産婦人科の初診は、緊張するものですが、準備次第で安心して受診できます。
まずは受診理由を明確にして、症状や生活習慣を整理しておくことがポイントです。内診や検査も、医師やスタッフに相談しながら進められるので、無理せず自分のペースで受けましょう。

初診の流れやチェックポイントを押さえておけば、よりスムーズで安心な診察が受けられます。