妊娠初診はいつ行くのがベスト?産婦人科受診のタイミングの目安
妊娠が分かったら、まず考えるのが初めての産婦人科受診のタイミングです。
早すぎても検査や診察の内容が限られますし、遅すぎると妊娠初期に必要な検査や指導が受けられないこともあります。
この記事では、妊娠初診に適した時期の目安や、受診時に伝えるべき情報、注意点をわかりやすく解説します。
1. 妊娠初診の目安時期
(1) 生理開始から約5〜6週目(妊娠2か月頃)
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妊娠に気づきやすい時期
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妊娠検査薬で陽性が出た後に受診が一般的
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超音波検査で胎嚢(たいのう)や心拍を確認できる場合が多い
(2) 妊娠7〜8週目まで
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胎芽や心拍の確認がより確実
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母体の健康状態や生活習慣の指導を受けるのに最適
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初期の血液検査・感染症検査も行いやすい
ポイント:妊娠初期の重要な検査や生活指導を受けるためには、妊娠6〜8週を目安に初診に行くのが理想です。
2. 妊娠初診で伝えるべき情報
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最終月経の開始日(LMP)
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過去の妊娠・出産歴
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持病や服薬中の薬
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家族の病歴や遺伝的疾患の有無
ポイント:正確な妊娠週数の計算や、必要な検査の判断に役立ちます。
3. 妊娠初診で行われる主な検査
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超音波検査
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胎嚢・胎芽の確認
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心拍の有無の確認
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血液検査
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血液型・貧血・感染症(B型肝炎・HIVなど)
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風疹抗体検査
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尿検査
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タンパク・糖のチェック
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生活指導・薬の確認
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栄養やサプリメントの指導
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安全に使用できる薬の確認
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ポイント:初診でしっかり検査・指導を受けることで、妊娠初期のリスク管理につながります。
4. 妊娠初診を受ける際の注意点
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事前に母子手帳を取得しておく
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症状がある場合は早めに受診(出血や強い腹痛など)
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予約が必要な産婦人科もあるため、電話やウェブで確認
ポイント:妊娠の週数が不明な場合も、検査で正確に妊娠週数を判定できます。
まとめ:妊娠初診は6〜8週を目安に
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妊娠初診は妊娠6〜8週を目安に受診すると、検査・指導ともに最適
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最終月経日・過去の妊娠歴・持病情報は必ず伝える
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体調に異変がある場合は早めの受診が安心
妊娠初診は、母子の健康を守るための大切なスタートです。早めに産婦人科に相談し、必要な検査や生活指導を受けることが安心につながります。