知らないと損する!オンラインの偽造ブランド品を見分ける5つのチェックポイント
「憧れのブランドバッグ、ネットで見つけたらすごく安かった!」
「このブランド品、本物かな?でもすごく魅力的…」
オンラインショッピングは便利ですが、偽造ブランド品(コピー品)が紛れていることも少なくありません。安さに惹かれて購入してしまうと、お金を無駄にするだけでなく、個人情報が抜き取られたり、予期せぬトラブルに巻き込まれたりするリスクもあります。
今回は、オンラインで偽造ブランド品を見抜くための、5つの重要なチェックポイントを解説します。
1. 「あり得ない価格」には要注意
まず、最もわかりやすい見分け方が価格です。ブランド品には、通常、定価や相場というものがあります。定価からかけ離れた、信じられないほど安い価格で販売されている場合は、偽造品の可能性が非常に高いです。
例:
定価数十万円のバッグが、1万円以下で販売されている。
新品なのに、アウトレットやセールでもあり得ない割引率になっている。
**「安すぎるのには理由がある」**ということを肝に銘じましょう。
2. 販売サイトのデザインとURLを確認する
偽造品を販売しているサイトは、本物の公式サイトや有名通販サイトと似せて作られていることが多いです。しかし、よく見ると不自然な点があります。
URL:
複雑な文字列や、ブランド名が間違っているURLになっていないか。
「.com」や「.jp」ではなく、「.shop」「.xyz」など、見慣れないドメインが使われていないか。
サイトデザイン:
画像の解像度が低かったり、レイアウトが崩れていたりしないか。
不自然な日本語や、誤字脱字が目立たないか。
会社概要や特定商取引法に基づく表記が不十分ではないか。
信頼できるサイトかどうかの判断は、運営者情報がしっかりと記載されているかどうかも重要なポイントです。
3. 商品画像に不自然な点がないか
商品画像は、偽造品を見抜くための重要な手がかりになります。
ロゴや金具:
ロゴのフォントや間隔が不自然ではないか。
金具の色が安っぽかったり、仕上げが雑だったりしないか。
縫製:
糸が飛び出していたり、縫い目がガタガタになっていないか。
背景:
不自然な背景(商品の写真が切り貼りされているなど)になっていないか。
写真の使い回し:
複数の出品者が同じ商品画像を使い回していないか。
本物のブランド品は、細部にまでこだわり、丁寧に作られています。違和感を感じたら、購入を控えるのが賢明です。
4. 決済方法が限定されていないか
偽造品を扱うサイトは、クレジットカード決済が使えなかったり、銀行振込やコンビニ決済など、現金でしか支払えないケースが多く見られます。
これは、不正が発覚して決済が止められるのを避けるためです。クレジットカード会社は、不正利用を監視するシステムを持っています。
5. レビューや評価を鵜呑みにしない
ECサイトやフリマアプリでは、商品レビューや評価を参考にすることが多いですが、これらは鵜呑みにしない方が良いでしょう。
サクラの可能性:
偽造品販売業者は、自作自演で高評価レビューを投稿している可能性があります。
不自然な高評価:
「届くのが早くてよかった」といった、商品そのものの品質に触れていないレビューばかりになっていないか確認しましょう。
まとめ:安全な買い物を心がけよう
偽造ブランド品詐欺に遭わないためには、**「安さに飛びつかない」「怪しいと感じたら買わない」**という冷静な判断が最も重要です。
今回ご紹介した5つのチェックポイントを参考に、慎重に商品を見極め、信頼できるサイトで安全なショッピングを楽しんでください。