「警察官ですが…」は要注意!警察官・弁護士を騙る詐欺から身を守る3つの鉄則
突然の電話で「警察官ですが…」「あなたの家族が弁護士に…」と、聞き慣れない声で話しかけられたら、あなたはどうしますか?
巧妙な手口で警察官や弁護士を騙る詐欺が後を絶ちません。これらの詐欺は、あなたの不安や焦りを巧みに利用して、大切な財産を奪い取ろうとします。しかし、ご安心ください。詐欺の手口と対策を知れば、騙されることなく、未然に防ぐことができます。
この記事では、振り込め詐欺の一種である、警察官・弁護士を騙る詐欺から身を守るための3つの鉄則を解説します。これを読んで、ご自身だけでなく、ご家族も一緒に大切な情報を共有し、冷静な判断で被害を撃退しましょう。
なぜ彼らは「警察官」や「弁護士」を騙るのか?手口の巧妙さ
なぜ詐欺犯は警察官や弁護士といった、信頼性の高い肩書きを騙るのでしょうか?
それは、相手に「権威ある人物」と思わせることで、電話を受けた人を冷静な判断ができない状態に陥らせるためです。
警察官を名乗る場合:「あなたの家族が事件に巻き込まれた」などと告げ、裁判や被害への補償が必要だと言い、お金を要求する。
弁護士を名乗る場合:「家族の借金の肩代わりが必要だ」などと告げ、弁護士費用や示談金などと称してお金を要求する。
これらの手口は、相手をパニックにさせ、「いますぐお金を払わなければならない」という強い心理状態に追い込みます。これがオレオレ詐欺をはじめとする特殊詐欺の典型的なパターンです。
【鉄則1】電話で確認するべき3つのポイント:冷静な判断が命を救う
知らない番号からかかってきた電話でも、まずは冷静な判断をすることが最も大切です。
相手のフルネームと所属部署を尋ねる: 相手が名乗らない場合は、必ず「お名前は?」「どちらの警察署(弁護士事務所)の方ですか?」と尋ねましょう。
電話番号を聞き返す: 「念のため、そちらの電話番号を教えていただけますか?」と聞きましょう。詐欺犯は、電話番号を教えるのを嫌がります。
電話を一度切る: 「一度電話を切って、こちらからかけ直します」と伝えましょう。もし相手がしつこく拒否するようなら、詐欺である可能性が非常に高いです。
【鉄則2】絶対に焦らない!「お金」の話が出たら即座に電話を切る
詐欺犯の目的は、あなたのお金です。どんなに親切そうな口調でも、どんなに巧妙なストーリーでも、お金やキャッシュカード、通帳などの話が出たら、それは詐欺だと考えて間違いありません。
「今すぐお金が必要だ」「急がないと間に合わない」といった言葉で焦りを誘ってくる
「これから自宅にお金を取りに行く」「宅配便で送ってほしい」などと、直接お金の受け渡しを提案してくる
これらの言葉が出たら、一瞬でも迷わず電話を切りましょう。これが詐欺を撃退する最も簡単な方法です。
【鉄則3】家族で共有する「詐欺被害を未然に防ぐための合言葉」
家族が離れて暮らしている場合、一人で詐欺に騙されない方法を考えるのは難しいものです。そこで、家族みんなで詐欺対策を話し合い、合言葉を決めておくのが効果的です。
「電話でお金の話が出たら、まずは合言葉を言うまで信用しない」
「合言葉を言えない人は、本人ではないかもしれない」
このように事前にルールを決めておくことで、万が一の詐欺電話がかかってきたときでも、未然に防ぐことができます。
もし「詐欺かも」と思ったら?すぐに相談すべき場所
もし詐欺の電話がかかってきて「詐欺かも?」と思ったら、すぐに以下の場所に相談しましょう。
最寄りの警察署
#9110(警察相談専用電話)
消費者ホットライン 188
詐欺の被害は、一人で抱え込まず、相談することが解決への第一歩です。ニュースで報道される実話は、他人事ではありません。日頃から詐欺の手口を学び、正しい知識を持つことが、あなた自身や大切なご家族を守ることに繋がります。