冬の結婚式、コートはNG?寒さ対策とおしゃれを両立する女性ゲストの賢い防寒術


「冬の結婚式にお呼ばれしたけど、何を着ていけばいいの?」

「コートは着ていっていいの?それともマナー違反?」

「寒がりだけど、おしゃれも諦めたくない!」

冬の結婚式は、素敵な雰囲気とは裏腹に、服装選びで悩む方が多いもの。特に、コートや防寒アイテムの選び方は、マナーと快適さのバランスが難しいですよね。「会場に着くまでが寒い…」「披露宴会場は暖かいけど、移動が辛い」といった不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

ご安心ください! この記事では、冬の結婚式にふさわしいコートやアウターの選び方から、室内でのスマートな防寒アイテム、さらには足元から末端まで冷え対策を徹底解説します。マナーを守りつつ、寒さを感じさせないおしゃれな着こなしで、最高の結婚式を快適に過ごしましょう!


1. 冬の結婚式、コートは「行き帰りOK、会場内NG」が基本マナー!

まず、最も気になる「コートは着ていっていいのか」という疑問にお答えします。

基本ルール:「行き帰りは着用OK、披露宴会場内は脱ぐ」

冬の結婚式では、会場への行き帰り(屋外や移動中)にコートを着用するのは全く問題ありません。 むしろ、寒さで体調を崩してしまっては大変です。

しかし、挙式会場や披露宴会場に入ったら、コートは脱ぐのがマナーです。これは、コートが「防寒具」であり、フォーマルな場にはふさわしくないと考えられているためです。

  • どこで脱ぐ?:

    • ゲストハウスやホテル: エントランスやクロークで脱ぎ、預けましょう。

    • 教会や式場: 受付を済ませたら、会場に入る前に脱いで腕にかけたり、クロークに預けたりします。

    • 披露宴会場: 入室する前に脱ぎ、椅子の背もたれにかけるか、クロークに預けましょう。

マナー違反とされるアウター

カジュアルすぎる素材やデザインのコートは避けましょう。

  • ダウンコート、カジュアルなPコート、ダッフルコート: 日常着のイメージが強く、結婚式のようなフォーマルな場には不適切です。

  • 毛皮(リアルファー): 殺生を連想させるため、結婚式ではマナー違反とされています。フェイクファーも避けるのが無難ですが、最近は許容される場合もあります。心配なら避けるのが賢明です。


2. 結婚式にふさわしい「上品アウター」の選び方

行き帰りに着用するコートも、結婚式の雰囲気に合った上品なものを選ぶのがポイントです。

(1) 素材で選ぶ

  • ウール、カシミヤなどの上質素材: フォーマル感があり、保温性も高いのでおすすめです。

  • ツイード、アンゴラ: 上品で華やかな印象を与えます。

(2) デザインで選ぶ

  • ノーカラーコート: 首元がすっきりして、中のドレスやアクセサリーを邪魔しません。

  • シンプルなステンカラーコート、チェスターコート: 定番ですが、色や素材を選べば上品に見えます。

  • ケープ、ポンチョ: ドレスの上から羽織りやすく、優雅な印象を与えます。

(3) 色で選ぶ

  • ブラック、ネイビー、グレー: 落ち着いた定番カラーで、どんなドレスにも合わせやすいです。

  • ベージュ、ライトグレー、淡いピンク、アイボリー: 明るく優しい印象を与え、顔色も華やかに見せます。白は花嫁の色なので、避けるのが基本ですが、明るいベージュやクリーム系は問題ありません。


3. 寒さ対策の「切り札」!室内で使える防寒アイテム

披露宴会場内は基本的に暖かいですが、寒がりの方や、少し肌寒いと感じる時のために、ドレスの上から羽織れる防寒アイテムを用意しておきましょう。

(1) ショール・ストール

最も一般的で、一枚あるととても重宝します。

  • 素材: カシミヤ、ウール、シルクなど、ドレスに合う上質なものを選びましょう。ラメ入りや光沢のある素材は、華やかさをプラスしてくれます。

  • 色: ドレスの色と合わせるか、アクセントになる色を選ぶと良いでしょう。白は避けるのが無難です。

  • 巻き方: 肩からかけるだけでなく、腕を通せるデザインや、ボレロのように見える巻き方など、アレンジ次第でおしゃれ度がアップします。

(2) ボレロ・ジャケット

ドレスとの一体感があり、きちんと感も出せるアイテムです。

  • 素材: レース、サテン、シフォンなど、ドレスの素材感と合うものを選びましょう。

  • デザイン: ショート丈のものが多く、スタイルアップ効果も期待できます。袖があることで、肩や二の腕をカバーしたい方にもおすすめです。

  • 注意点: スーツジャケットのようなビジネスライクなものは避け、フォーマルなドレスに合うデザインを選びましょう。

(3) ファーアイテム(フェイクファー推奨)

華やかさをプラスしたいなら、ファーアイテムも選択肢に入ります。

  • リアルファーはNG: 殺生を連想させるため、結婚式ではマナー違反です。必ずフェイクファーを選びましょう。

  • 選び方: ファーのボレロや、ファー付きのショールなどがあります。色も、ドレスの色に合わせやすいベージュやグレー、ネイビーなどがおすすめです。


4. 見落としがちな「末端冷え対策」もおしゃれに!

ドレスアップしていても、足元や首元が冷えると体全体が冷えてしまいます。細部まで気を配っておしゃれを楽しみましょう。

(1) ストッキング・タイツ

  • 肌色のストッキングが基本: フォーマルな場では、肌色のストッキングを着用するのがマナーとされています。

  • 寒さ対策: 多少の透け感がある薄手のベージュのタイツ(80デニール以下)であれば許容される場合もありますが、一般的には肌色のストッキングが最もフォーマルです。貼るカイロをストッキングの上から貼るのも有効です。

  • NG: 黒いタイツやカラータイツ、網タイツはカジュアルすぎたり、葬儀を連想させたりするためNGです。

(2) 靴・パンプス

  • つま先が出るサンダルやミュールはNG: 冬に限らず、結婚式ではつま先が見える靴はマナー違反です。必ずつま先の隠れるパンプスを選びましょう。

  • 素材: エナメルやサテン、布製など、光沢のある素材が華やかです。

  • ヒール: 3cm以上のヒールがあるものを選ぶと、スタイルが良く見え、フォーマル感も増します。

  • 防寒対策: 厚手の靴下は履けませんが、インソールで保温性を高めたり、ブーツインできるような丈の長いドレスを選ぶ場合は、会場外での移動中にブーツを履き、会場でパンプスに履き替えるのもアリです。

(3) 首元・耳元・手元

  • カイロ: 薄型で目立たない貼るカイロを、背中やお腹に貼っておくと体がポカポカします。

  • 薄手のヒートテックなどインナー: ドレスの下に響かない薄手の機能性インナーを着用するのも効果的です。

  • コンパクトな手袋: 移動中にだけ着用し、会場に入る前に外しましょう。

  • ピアスやネックレス: 首元や耳元をカバーするものではありませんが、露出が多くなる冬のドレスアップにおいて、キラキラしたアクセサリーは視覚的に温かさや華やかさをプラスしてくれます。


まとめ:冬の結婚式も、賢くおしゃれに快適に!

冬の結婚式は、寒さ対策とマナーの両立が鍵となります。会場への行き帰りは上品なコートで防寒し、会場内ではショールやボレロでエレガントに過ごすのが基本です。

足元や首元、末端の冷え対策までしっかり行うことで、どんなに寒い日でも、あなたは笑顔で新郎新婦を祝福し、最高の思い出を作れるはずです。

この記事が、あなたの冬の結婚式のおしゃれと快適さをサポートする一助となれば幸いです。

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