出産予定日までにやるべき家の準備
出産予定日が近づくにつれて、赤ちゃんを迎えるための家の準備は欠かせません。
いざ陣痛が始まってから慌てないためにも、生活環境・育児環境・心の準備を整えておくことが大切です。
ここでは、出産前にやっておきたい家の準備を項目別に解説します。
1. 赤ちゃんの生活スペースを整える
退院後すぐに赤ちゃんが快適に過ごせるよう、ベビースペースの確保をしておきましょう。
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ベビーベッドまたは布団の設置場所を決める
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授乳やおむつ替えがしやすい動線を意識する
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室温・湿度を管理できる環境を整える(加湿器・エアコンなど)
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コンセント周りの安全対策も忘れずに
赤ちゃんが安心して過ごせる空間を、家族みんなで共有しておくとスムーズです。
2. 掃除と整理整頓で衛生的な環境をつくる
出産後は掃除や片付けをする余裕がなくなるため、事前の大掃除をおすすめします。
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台所・お風呂・トイレなどの水回りを中心に清潔に
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不要な家具や物は処分して、ベビースペースを広く確保
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ダニやホコリ対策として布団・カーペットの掃除機がけも丁寧に
出産直後は体を動かすのが難しいため、出産前に清潔で快適な環境を完成させておきましょう。
3. 必要な育児グッズを揃えておく
退院後すぐに必要になるものは、事前にチェックリストで確認しておきます。
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おむつ・おしりふき
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哺乳瓶・ミルク(母乳育児の場合も念のため用意)
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ベビー服・ガーゼ・スタイ
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ベビー用爪切り・体温計・保湿クリーム
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沐浴用グッズ(ベビーバス・湯温計など)
買い忘れを防ぐため、ネット通販のお気に入り登録機能などを活用すると便利です。
4. 産後の生活動線を見直す
産後は赤ちゃんを抱っこしたままの生活が中心になります。
家の中を安全に動けるよう、生活動線の見直しを行いましょう。
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つまずきやすい物を片付ける
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夜間授乳に備えて照明スイッチを使いやすく配置
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授乳やおむつ替えの動線を短くする
ちょっとした工夫で、産後のストレスが大幅に軽減します。
5. 家族のサポート体制を確認しておく
出産後は家事や買い物が思うようにできなくなります。
夫や家族と役割分担やサポート体制を話し合っておくことが重要です。
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食事の準備や洗濯など、担当を決めておく
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里帰りしない場合は宅配弁当・家事代行を検討
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緊急時に連絡できる医療機関・連絡先をメモしておく
家族みんなで協力できる環境を作っておくと、心にも余裕が生まれます。
6. 入院・退院時の準備も忘れずに
出産当日に慌てないため、入院グッズ・退院時の赤ちゃん用品を事前に用意しておきましょう。
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母子手帳・保険証・診察券
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産褥ショーツ・授乳ブラ・パジャマ
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赤ちゃんの退院用ベビー服・おくるみ
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チャイルドシートの設置確認
チャイルドシートは退院時に必須なので、早めに設置・調整しておくことをおすすめします。
まとめ:出産直前は「安心して帰れる家」をつくる
出産前の準備は、赤ちゃんを迎えるだけでなく、自分自身が安心して産後を過ごすための準備でもあります。
完璧を目指す必要はありませんが、早めに少しずつ整えていくことで、出産当日も落ち着いて対応できます。