メキシコの物価は安い?高い?生活費・観光費用を徹底解説
タコスやテキーラ、情熱的なカルチャー、そしてマヤ文明の遺跡など、メキシコは一度は訪れたい魅力溢れる国です。しかし、近年の世界的なインフレや為替変動の影響で、「メキシコは今、どれくらいの予算で楽しめるの?」という疑問を持つ方も多いはず。
「以前より高くなったと聞いたけれど本当?」「1ヶ月の滞在費はどのくらい?」「現地のリアルな価格を知りたい!」
そんな悩みにお答えすべく、2026年時点でのメキシコの物価事情を、食費・宿泊・交通・移住コストまで詳しくまとめました。賢く予算を立てて、メキシコ旅行や長期滞在を最大限に楽しみましょう。
メキシコの物価感覚と現状
結論から言うと、メキシコは依然として**「日本より安く楽しめる国」**ですが、以前のような「何でも激安」というイメージとは少し異なります。
インフレと「強含み」のペソ
メキシコは農業大国であり、国内産の食材などは非常に安価に抑えられています。しかし、観光都市や都市部では物価上昇が続いており、特にアメリカからの観光客が多いリゾート地(カンクン、トゥルムなど)の価格設定は、欧米並みになっています。
生活の「メリハリ」が重要
地元の人々が利用する市場(メルカド)や屋台(プエスト)を活用すれば生活費を抑えられますが、モダンなレストランや輸入品、高級ホテルを中心に利用すると、日本と同等か、それ以上の支出になることもあります。
【カテゴリー別】メキシコでのリアルな価格目安
現地でよく支払う項目の、おおよその価格帯(2026年時点)をご紹介します。
※1ペソ = 約8〜9円(レートにより変動)として計算
食費:自炊と外食の差が大きい
屋台のタコス1つ: 15〜30ペソ(約130〜270円)
街中の食堂(コンミダ・コリダ): 80〜150ペソ(約700〜1,300円)
メイン、スープ、飲み物が付いた定食スタイル。
お洒落なカフェのコーヒー: 45〜80ペソ(約400〜700円)
スーパーのビール(缶): 20〜30ペソ(約180〜270円)
交通費:公共交通機関は驚きの安さ
メキシコシティの地下鉄(1回): 5ペソ(約45円)※どこまで乗っても一律。
バス(一回): 6〜10ペソ程度。
Uber(配車アプリ): 15分の乗車で100〜150ペソ(約900〜1,300円)
安全性を考慮して観光客はUberの利用が一般的です。
宿泊・家賃:エリアによる格差
ホステルのドミトリー: 300〜500ペソ(約2,700〜4,500円)
中級ホテル(ダブル): 1,200〜2,500ペソ(約1万〜2.2万円)
一人暮らしの家賃(メキシコシティ中心部): 12,000〜20,000ペソ(約10万〜18万円)
安全なエリアや新築物件を狙うと、家賃は日本とそれほど変わりません。
1ヶ月の滞在・移住生活費モデル(一人暮らしの場合)
メキシコシティなどで「少し余裕のある快適な生活」を送る場合の月間支出目安です。
| 項目 | 費用(ペソ) | 日本円換算(目安) |
| 住居費(共益費込) | 15,000 | 約135,000円 |
| 食費(外食含む) | 7,000 | 約63,000円 |
| 光熱費・通信費 | 1,200 | 約10,800円 |
| 交通費(Uber等) | 1,500 | 約13,500円 |
| 娯楽・雑費 | 3,000 | 約27,000円 |
| 合計 | 27,700ペソ | 約249,300円 |
※地方都市や、自炊メインの節約スタイルなら月10万円程度まで抑えることも可能ですが、治安の良いエリアを選ぶことが前提となります。
メキシコで賢く節約するための3つのヒント
1. 「メルカド(市場)」を使い倒す
スーパーよりも新鮮な野菜や果物が安く手に入ります。また、市場内の食堂は安くてボリューム満点。旬のフルーツ(マンゴーやアボカド)は日本の数分の一の価格で楽しめます。
2. 「チップ」の相場を知っておく
メキシコはチップ文化があります。レストランでは代金の10〜15%が一般的。逆に、過剰に払いすぎないことも予算管理の上では大切です。
3. 長距離移動は「高級バス」を活用
メキシコはバス網が非常に発達しています。飛行機よりも安く、かつ飛行機のファーストクラス並みに豪華なシートの「1等バス」はコスパ最強の移動手段です。
まとめ:メキシコは「予算に合わせた楽しみ方」ができる国
メキシコは、かつての「激安」からは変化し、価格相応の質を提供する「成熟した観光大国」になりつつあります。それでも、日本と比較すれば生活費全般は安く、特に文化体験や食に関しては圧倒的な価値があります。
治安を考慮した「安全への投資」を惜しまなければ、メキシコは今でも世界で最もコストパフォーマンスに優れた渡航先の一つと言えるでしょう。