スペインの伝統スイーツ!食後を彩る甘い魔法と至福のティータイム
美味しいパエリアとタパス、そしてワインを堪能した後に欠かせないのが、スペイン自慢の「ディナーの締めくくり」です。スペインのスイーツは、素朴ながらも素材の風味を活かした濃厚な味わいが特徴で、一口食べれば旅先のカフェにいるような気分に浸れます。
実は、スペインは修道院で古くからお菓子作りが行われてきた歴史があり、卵やアーモンド、牛乳を使った伝統的なレシピが数多く受け継がれています。
この記事では、スペインを代表する定番スイーツから、お土産としても人気の伝統菓子、そして自宅での楽しみ方まで詳しく解説します。
これぞ定番!スペインで愛される3大スイーツ
スペインのレストランやカフェで必ずと言っていいほど見かける、絶対に外せないメニューを紹介します。
1. クレマ・カタラーナ(Crema Catalana)
カタルーニャ地方発祥の、スペイン版クリームブリュレです。
カスタードの上に砂糖をまぶし、バーナーでカリカリに焼き上げたキャラメル層が特徴。フランスのブリュレとの違いは、生クリームではなく牛乳を使い、シナモンやレモンの皮で爽やかな香りを付けている点です。スプーンで表面を「パリン」と割る瞬間は、まさに至福のときです。
2. チュロス・コン・チョコラテ(Churros con Chocolate)
スペインの朝食や間食の定番といえばこれ。
揚げたての細長いチュロスを、とろりと濃厚で温かいチョコレートドリンクに浸して食べます。チョコレートは飲み物というよりは「ソース」に近い濃さで、甘さ控えめのチュロスとの相性は抜群です。
3. バスクチーズケーキ(Tarta de Queso)
日本でも大ブームとなったこのケーキは、スペイン北部バスク地方のサン・セバスティアンにあるバル「ラ・ビーニャ(La Viña)」が発祥です。
あえて表面を真っ黒に焦がすことで、香ばしさと中のクリーミーな濃厚さが引き立ちます。現地では、赤ワインやシェリー酒と一緒に楽しむ大人なスイーツとしても親しまれています。
歴史を感じるアーモンドと卵の伝統菓子
スペインの修道院から広まったとされる、素朴で奥深いお菓子も魅力的です。
タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)
ガリシア地方の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの名物である、アーモンドのケーキです。
小麦粉を使わず、たっぷりのアーモンドパウダーと卵、砂糖で作るため、しっとりとした食感と香ばしさが楽しめます。表面には粉糖で「聖ジェームスの十字架」が描かれているのが特徴です。
トゥロン(Turrón)
スペインのクリスマスには欠かせない、アーモンドとはちみつで作るヌガーのようなお菓子です。
カリッとしたハードタイプと、柔らかいソフトタイプがあり、現在では年間を通してお土産としても重宝されています。
自宅でスペイン風ティータイムを楽しむコツ
お取り寄せや手作りで、スペインの午後のひとときを再現してみましょう。
シェリー酒を添えて: 甘口のシェリー酒(ペドロ・ヒメネスなど)は、バスクチーズケーキやチョコレート系のスイーツと最高の相性を見せます。
コルタード(Cortado)と一緒に: スペインでよく飲まれる、少量の温かいミルクを加えた濃いめのエスプレッソ「コルタード」を合わせると、一気に本場のカフェのような雰囲気になります。
盛り付けにひと工夫: 素朴なお菓子には、テラコッタ風の器や、鮮やかなブルーの絵皿がよく映えます。
まとめ:甘いひとときで旅を締めくくる
スペイン料理の締めくくりにふさわしい伝統スイーツたちは、どれも作り手の愛情を感じるような温かみのある味ばかりです。
パエリアパーティーの最後に、表面をキャラメリゼしたクレマ・カタラーナや、濃厚なバスクチーズケーキが登場すれば、ゲストの笑顔もさらに輝くはず。食後のデザートまでこだわって、スペイン文化の深い魅力を余すことなく堪能してください。
よくある質問(FAQ)
Q. スペインのスイーツはかなり甘いですか?
A. 伝統的なお菓子はしっかりとした甘さがあるものが多いですが、レモンやオレンジの皮、シナモンなどを使って香りを豊かにしているため、飽きのこない上品な後味が特徴です。
Q. チュロスは家でも簡単に作れますか?
A. 小麦粉、水、塩、バターというシンプルな材料で作れますが、揚げる際に爆発を防ぐための専用の星型口金が必要です。最近では、冷凍のチュロスをオーブントースターで温めるだけでも本格的な味を楽しめます。
Q. ダイエット中でも食べられるスペインスイーツは?
A. フルーツをワインで煮込んだ「マセドニア」や、フレッシュなオレンジにオリーブオイルとハチミツをかけたシンプルなデザートは、ヘルシーでスペインでも人気があります。