オーダースーツの生地はどう選ぶ?イタリア・イギリス生地の違いと初心者向けおすすめブランド5選
「オーダースーツを作りたいけれど、生地の種類が多すぎて何を基準に選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?
オーダースーツの仕上がりを左右する最大の要素は「生地(服地)」です。特に世界的な二大産地であるイタリアとイギリスの生地には、見た目の印象だけでなく、着心地や耐久性に大きな違いがあります。
この記事では、初心者の方でも失敗しないための生地選びのポイント、イタリア製とイギリス製の徹底比較、そして初めての方にこそおすすめしたいオーダースーツブランドを詳しく解説します。
オーダースーツの生地選び!基本の3ステップ
自分にぴったりの1着を仕立てるために、まずは生地選びの基礎を押さえましょう。
1. 着用シーンと目的を明確にする
まずは「いつ、どこで着るのか」を決めます。
ビジネス用: 頻繁に着用するため、シワになりにくく耐久性のある生地。
冠婚葬祭・フォーマル用: 光沢があり、深い黒や濃紺の高級感がある生地。
パーティー・イベント用: 華やかな色柄や、ドレープ感が美しい柔らかな生地。
2. 素材(ウール・混紡)を確認する
一般的に、最高級とされるのは「ウール100%」です。保温性、吸湿性、弾力性に優れ、高級感のあるツヤが出ます。一方で、ポリエステルを混合した生地は強度が高く、自宅でケアしやすいというメリットがあります。
3. 「SUPER表記」をチェックする
生地のスペック表にある「SUPER100's」などの数字は、原毛(羊毛)の細さを表しています。数字が大きくなるほど糸が細くなり、手触りが滑らかで光沢が増しますが、その分デリケートで摩擦に弱くなります。ビジネスユースであれば、バランスの良い「SUPER100's〜120's」が最適です。
【徹底比較】イタリア生地 vs イギリス生地の違い
スーツの生地は、その国のお国柄や気候を反映しています。自分に合うスタイルがどちらか見極めましょう。
イタリア生地:色気と柔らかさの「華やかスタイル」
イタリア製生地は、温暖な気候に合わせて、軽くしなやかに織られているのが特徴です。
特徴: 独特の光沢感があり、手触りが非常に柔らかい。
見た目: 体のラインに沿った美しいドレープ(落ち感)が生まれ、セクシーでファッショナブル。
おすすめのシーン: 華やかなビジネスシーン、結婚式、パーティー。
代表ブランド: カノニコ(CANONICO)、ゼニア(ZEGNA)、レダ(REDA)。
イギリス生地:堅実と耐久性の「質実剛健スタイル」
イギリス製生地は、湿気が多く厳しい気候に耐えるよう、糸をしっかりと打ち込んで頑丈に織られています。
特徴: ハリとコシがあり、型崩れしにくい。シワからの回復力も高い。
見た目: カッチリとしたショルダーラインや胸元を演出し、誠実でクラシックな印象。
おすすめのシーン: 外回りの多いビジネス、重要な商談、英国紳士風の装い。
代表ブランド: フォックスブラザーズ、ハリソンズ、ダッシング・ツイード。
初心者におすすめのオーダースーツブランド5選
「まずはここで相談すれば間違いない」という、コストパフォーマンスと満足度の高い人気ブランドを紹介します。
1. DIFFERENCE(ディファレンス)
初回は店舗でプロの採寸を受け、2回目以降はスマホアプリから注文できる利便性が魅力。最新のトレンドを押さえた生地が豊富で、若手ビジネスマンからも絶大な支持を得ています。
2. オーダースーツSADA
全国に多数の店舗を展開し、初回お試し価格が非常にリーズナブルな老舗ブランド。マシーンメイドを極めることで低価格を実現しており、まずは一着作ってみたいというエントリー層に最適です。
3. KASHIYAMA(カシヤマ)
オンワード樫山が展開するブランド。最短1週間という圧倒的なスピード納品が特徴です。機能性生地からインポート生地まで幅広く取り扱っており、忙しいビジネスマンに重宝されています。
4. FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)
「自分らしさ」を大切にするライフスタイルブランド。クラウド上でサイズデータを管理し、自宅にいながら高品質なスーツをオーダーできます。ストレッチ性や防シワ性に優れた独自の機能性生地が豊富です。
5. 麻布テーラー(azabu tailor)
国内のオーダースーツ人気の火付け役とも言える名店。生地のバリエーションが非常に多く、イタリア・イギリスの名門ブランド生地も豊富に揃っています。スタッフの提案力が高く、こだわりを形にしたい方におすすめです。
失敗しないための注文時の注意点
店舗に行く前に、以下の2点を準備しておくとスムーズです。
予算を伝えておく: 生地のランクによって価格は大きく変動します。あらかじめ上限を伝えておくと、範囲内で最適な生地を提案してもらえます。
普段履いている靴・シャツを持っていく: 裾の長さや袖口のバランスを完璧に合わせるために、実際に合わせるアイテムを着用(または持参)するのがベストです。
まとめ:生地を知ればオーダースーツはもっと楽しくなる
オーダースーツの生地選びは、単なる素材選びではなく、「自分がどう見られたいか」を決める工程です。
軽やかでエレガントに見せたいなら「イタリア生地」
信頼感と誠実さをアピールしたいなら「イギリス生地」
この基本を軸に、まずはおすすめのブランドでプロのフィッターに相談してみてください。自分専用に仕立てられたスーツは、袖を通すたびに背筋が伸び、日々のパフォーマンスを一段引き上げてくれるはずです。
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