ツバメの糞対策どうしてる?玄関やベランダを汚さない「100均・自作」の掃除術と便利グッズ
家の軒先や玄関にツバメが巣を作ると、「今年も幸せがやってきた」と温かい気持ちになりますよね。ツバメは古くから縁起が良い鳥とされ、商売繁盛や家庭円満の象徴として大切にされてきました。
しかし、現実に直面するのが「糞(フン)」の問題です。特に出入り口である玄関先や、洗濯物を干すベランダが汚れてしまうのは、衛生面でも見た目でも大きな悩みどころ。
「ツバメは見守りたいけれど、掃除が大変なのは困る……」
そんな方のために、今回は100均グッズや家にあるもので簡単にできる自作の対策術、そして手間を最小限に抑える掃除のコツを徹底解説します。
なぜツバメの糞対策は「スピード」が命なのか?
ツバメの雛が成長するにつれ、糞の量は劇的に増えていきます。そのまま放置してしまうと、以下のようなリスクが発生します。
乾燥してこびりつく: 時間が経つと固まり、水洗いだけでは落ちにくくなります。
建材へのダメージ: 糞の成分により、外壁や床の塗装が傷む原因になります。
衛生面の影響: 乾燥した糞が粉塵となって舞い上がると、アレルギーや感染症の原因になる可能性も否定できません。
そのため、巣作りが始まった段階で「汚さないための工夫」を先回りして行うことが、最も賢い解決策となります。
100均グッズで解決!手軽にできる糞受けの作り方
高価な専用品を買わなくても、ダイソーやセリアなどの100均ショップにあるアイテムで十分に対策は可能です。
1. 「プラダン」で作る軽量フン受け棚
プラスチック製段ボール(プラダン)は軽くて丈夫、さらに水にも強いため、糞受けに最適です。
作り方: プラダンをL字型に折り曲げ、巣の下から30cm〜50cmほど離れた位置にガムテープや結束バンドで固定します。
ポイント: 巣に近すぎると親鳥が警戒して戻らなくなったり、カラスの足場になったりするため、必ず適度な距離を保ちましょう。
2. 「突っ張り棒+ワイヤーネット」の組み合わせ
壁に直接テープを貼りたくない場合は、突っ張り棒を利用します。
作り方: 玄関の柱の間に突っ張り棒を渡し、そこにワイヤーネットを固定します。ネットの上に新聞紙やキッチンペーパーを敷けば、汚れたら捨てるだけで管理が完了します。
自作でさらに快適!「汚さない」ためのアイデア集
汚れを「受け止める」のではなく「弾く」
床に落ちる糞を掃除しやすくするために、あらかじめ床面に「古新聞」や「段ボール」を敷いておくのは基本です。しかし、見た目を損ないたくない場合は、使い捨ての「養生シート」や「ビニールシート」が便利です。透明なタイプを選べば、玄関の雰囲気を壊さずに済みます。
牛乳パックを活用した「使い捨て受け皿」
巣の形状に合わせて牛乳パックをカットし、受け皿として設置する方法も有効です。汚れたら丸ごと捨てられるため、掃除の手間が一切かかりません。
頑固な汚れもスッキリ!ツバメの糞の掃除術
もし床が汚れてしまった場合の、正しい掃除手順をご紹介します。
ふやかす: 乾燥した糞に直接水をかけるか、濡らしたキッチンペーパーを数分置いてふやかします。無理に削ると床を傷つけるので注意しましょう。
拭き取る: 柔らかくなったら、使い捨てのボロ布やペーパーで優しく拭き取ります。
消毒する: 仕上げにアルコールスプレーや薄めた塩素系漂白剤で除菌します。これにより、菌の繁殖を抑え、ニオイ対策にもなります。
ツバメとの共生を成功させるための注意点
対策を行う際に、絶対に守らなければならないルールがあります。
卵や雛がいる巣を壊してはいけない
「鳥獣保護管理法」により、卵や雛がいる状態の巣を許可なく撤去することは禁止されています。対策グッズの設置は、ツバメを驚かせないよう手早く、静かに行うことが大切です。
蛇やカラスへの配慮
糞受けを設置したことで、蛇やカラスが巣に近づきやすくなっていないか確認してください。台を大きくしすぎると、外敵の足場になってしまうリスクがあります。
まとめ:準備さえ整えば、ツバメの子育ては最高の癒やし
ツバメの糞対策は、「汚れてから掃除する」のではなく「汚さない仕組みを先に作る」のがコツです。100均のプラダンや突っ張り棒を活用すれば、わずかな費用と時間で、清潔な環境を保ちながらツバメを見守ることができます。
初めは少し手間に感じるかもしれませんが、雛たちが日に日に成長し、元気に鳴く姿を見るのは、この時期にしか味わえない特別な体験です。
適切な対策で玄関やベランダを綺麗に保ちつつ、無事に巣立ちの日を迎えられるよう、温かく応援してあげましょう。ツバメが旅立った後には、きっとあなたの家にも心地よい「福」が残っているはずです。
幸せを運ぶツバメが巣を作ったら?縁起が良い理由と温かく見守るための完全ガイド