産婦人科初診で内診が不安なときの医師への伝え方|安心して受診するコツ


初めて産婦人科に行くとき、内診に不安を感じる方は少なくありません。
「痛かったらどうしよう」「恥ずかしい」と緊張してしまい、医師に症状や不安を正直に伝えられないこともあります。

しかし、医師はこうした不安に慣れており、伝え方次第で内診の負担をぐっと減らすことができます
この記事では、初診で内診に不安がある方に向けて、医師への伝え方や受診のコツ、事前に準備しておくと安心なことを解説します。


内診が不安な人が多い理由

  • 初めての経験で羞恥心が強い

  • 痛みや違和感への恐怖

  • 過去のトラウマや生理痛の経験

  • どんな体勢になるか分からない不安

こうした気持ちは決して珍しくなく、医師や助産師は理解しています。


医師に伝える具体的な表現

内診の不安を伝えるときは、率直でシンプルな表現でOKです。

基本の伝え方

  • 「内診が少し不安です」

  • 「初めてなので緊張しています」

  • 「痛みに弱いので、優しくしてほしいです」

痛みに関する伝え方

  • 「ここが痛くなることがあるので、教えながら進めてほしいです」

  • 「挿入時に違和感があります」

その他の希望

  • 「声をかけながら進めてもらえると安心です」

  • 「手順を事前に説明してもらえますか?」

これらを一言添えるだけで、医師は配慮して内診を進めてくれます。


内診前にできる不安対策

  1. 事前にメモを作る
     緊張で伝え忘れることを防ぐため、質問や不安をメモして持参。

  2. リラックスできる呼吸法を試す
     深呼吸やゆっくり息を吐くことで、緊張がやわらぎます。

  3. 服装に工夫
     着脱しやすい服、下はスカートやゆるめのパンツが便利です。

  4. 付き添い可能か確認
     希望する場合、パートナーや家族の同席が認められる病院もあります。


内診時の注意ポイント

  • 恥ずかしさを感じても遠慮せず伝える
     医師は誰もが初めての患者を経験しており、羞恥心に配慮してくれます。

  • 痛みが強い場合はすぐ伝える
     無理に我慢せず、「痛いです」と声をかけましょう。

  • 医師の手順を確認する
     「どんな検査をするのか」「どの体勢になるのか」を最初に説明してもらうと安心です。


初診での流れと内診のタイミング

  1. 受付で「初めてです」と伝える

  2. 問診票に症状・月経・既往歴を記入

  3. 医師に症状や内診への不安を伝える

  4. 内診(医師が手順・痛みの確認を行いながら進める)

  5. 診察結果の説明・検査や治療方針の相談


まとめ

産婦人科の初診で内診が不安な場合、率直に不安や痛みを伝えることが一番大切です。

  • 「内診が不安です」「痛みに弱いです」と一言伝えるだけで、医師は配慮してくれます

  • メモや呼吸法など事前準備で安心感をアップ

  • 無理をせず、分からないことはその場で確認

こうした工夫で、初めての内診も安心して受けられるようになります。