【安心スタート】離乳食の野菜アレルギー対策ガイド(はじめての注意点まとめ)
はじめに
赤ちゃんにとって初めてのごはん、離乳食。
そのなかでも、野菜デビューはワクワクするイベントですよね。
でも、はじめて食べる食材には、アレルギーの心配もつきもの…。
今回は、離乳食スタート時に知っておきたい野菜アレルギー対策について、
やさしくわかりやすくまとめました♪
離乳食で注意すべき「野菜アレルギー」とは?
実は、野菜でアレルギーを引き起こすことは、たんぱく質食品(卵・牛乳・小麦など)に比べて少ないとされています。
でも、特定の野菜ではごくまれにアレルギー症状が出ることもあります。
特に注意したい野菜は、
-
トマト(酸味やアレルゲンによる口周りの赤み)
-
ほうれん草(シュウ酸が多い)
-
にんじん(まれにアレルギー反応)
などが知られています。
「野菜だから安心」と油断せず、慎重に進めることが大切です。
【基本ルール】野菜アレルギーを防ぐために守りたいこと
1. はじめての食材は、ひとつずつ試す
一度に複数の野菜を食べさせると、
万が一アレルギー反応が出たときに原因が特定できません。
▶︎ 1種類ずつ・2〜3日間あけて試すのが安心!
2. 平日・午前中にチャレンジする
病院が開いている平日の午前中に新しい野菜を試しましょう。
もし症状が出ても、すぐに受診できるので安心です。
3. 少量からスタート
はじめは耳かき1杯分くらいの量から。
何もなければ、翌日から少しずつ増やしていきます。
4. 加熱して与える
野菜は必ずやわらかく加熱してから食べさせましょう。
加熱によってアレルゲンが弱まることもあります。
特に、
-
トマトは皮と種を取り除き、加熱してからピューレ状に
-
ほうれん草はしっかり湯通ししてアク抜き がおすすめです!
5. 食べた後は様子を観察
食後、以下のような変化がないかを2〜3時間は見守ります。
-
口のまわりの赤み
-
発疹
-
下痢・嘔吐
-
呼吸が苦しそう
何か異変を感じたら、すぐに医療機関へ相談しましょう。
【野菜別】気をつけたいアレルギーリスクまとめ
野菜 | 注意ポイント |
---|---|
トマト | 酸味による刺激、口周りのかぶれ |
ほうれん草 | シュウ酸による胃腸への負担 |
にんじん | まれに皮膚の赤みが出ることも |
セロリ | アレルギー体質の家族がいる場合は注意 |
ピーマン | 苦みで受け付けにくい子もいる |
※どれも「必ずアレルギーが出る」というわけではありません。
【まとめ】焦らず、ゆっくり、赤ちゃんのペースで
離乳食を通して、赤ちゃんは初めていろんな食材に出会っていきます。
最初はドキドキしますが、
一つひとつ、赤ちゃんの反応を楽しみながら進めていきましょう。
「大丈夫かな?」と不安になったときは、
かかりつけの小児科に相談するのもおすすめですよ♪
赤ちゃんの小さな一口が、
未来への大きな一歩になりますように🍀