産婦人科初診での会話と、陣痛中の夫のNG行動まとめ
妊娠が分かると、多くの女性は「産婦人科に初めて行くとき、何を言えばいいのか分からない」と不安を感じます。また、出産が近づくと「陣痛中、夫としてどうサポートすればいいのか?」という悩みも増えます。この記事では、初診時の基本的な会話例と、陣痛中に夫がやってはいけないNG行動を具体的に解説します。
1. 産婦人科初診での基本的な会話
初診では、妊娠確認と健康状態の把握が目的です。スムーズに診察を受けるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
① 受診時に伝えるべき情報
-
最終月経日(LMP)
-
過去の妊娠・出産歴
-
持病や服薬中の薬
-
アレルギーの有無
-
妊娠に関する不安や症状(つわり、出血、腹痛など)
会話例:
-
「こんにちは、初めて受診します。最終月経は〇月〇日で、現在つわりがあります。」
-
「過去に出産経験がありますが、今回は体調に少し不安があります。」
医師はこれらの情報をもとに、必要な検査や今後の妊婦健診スケジュールを説明してくれます。
② 持参すると便利なもの
-
健康保険証
-
母子手帳(持っている場合)
-
現在服用している薬のリスト
-
健康診断の結果(ある場合)
2. 陣痛中に夫がやってはいけないNG行動
出産時、夫は大きなサポート役ですが、間違った行動は妻の負担やストレスを増やすことがあります。以下は避けるべき行動です。
① 感情的に怒る・焦る
陣痛は痛みが強く、精神的にも不安定になりやすい時期です。
夫が焦ったりイライラすると、妻の不安が増し、痛みの感じ方も強くなります。
② 言葉でプレッシャーをかける
「頑張れ」「まだ?」など、短期的な励ましのつもりでも、プレッシャーに感じる場合があります。
代わりに、「大丈夫だよ、そばにいるよ」と安心感を与える言葉をかけましょう。
③ 医療行為や判断を無理にしようとする
痛みの管理や分娩の判断は医療者に任せることが重要です。
「どうする?」と決めさせるのではなく、医師や助産師の指示に従うことが大切です。
④ 周囲に余計な情報を話す
他の家族や友人に陣痛の状況を逐一伝えるのは避けましょう。
妻のプライバシーや安心感を優先することが大切です。
⑤ 妻の体を無理に押さえつける
痛みによって体勢を変えたい場合もあります。無理に押さえつけると、逆に危険です。医療スタッフの指示に従い、サポートに徹しましょう。
3. 陣痛中に夫ができるサポート
逆に夫が積極的にできるサポートは以下の通りです。
-
手を握る、肩をさするなどの身体的サポート
-
呼吸法やリラックス法の声かけ
-
飲み物やタオルなど必要物品の準備
-
助産師の指示を確認し、適切な対応を補助
まとめ
産婦人科初診のポイント
-
最終月経や既往歴など、必要な情報を正確に伝える
-
健康保険証や母子手帳など必要書類を準備する
陣痛中の夫のNG行動
-
怒る・焦る
-
言葉でプレッシャーをかける
-
無理に医療判断や身体操作を行う
-
プライバシーを無視して情報を話す
夫は焦らず、妻を安心させるサポートに徹することが大切です。これらを押さえておけば、初診から出産まで安心して臨めます。